塩原勝美がリリースする
月刊マガジン

s/magazineは、
 selectされた知人・友人に
 specialな情報を
 surveyしてお届けします
 
  2008年3月号  今月の花「れんぎょう」  花言葉 希望 
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四季折々

朝の出勤の途、屋根でさえずる元気なスズメの声に春近しの感がします。自然の営みのなかで動植物は素直に反応し、その動きで私たちは新たな季節の到来を知らされます。
 厳しい寒さの日々に随分泣かされましたが、麦踏みの例えではありませんがこれも必要悪と思い春の有難さを感受しつつ明るく過ごしてまいりたいものです。

雪の直撃で裂けた若木

雪が溶ければ春になる・・・とは言い得て妙なフレーズですが、首都圏は去る2月9日から10日にかけてかなりの雪が降りました。今年の冬の寒さは格別で雪の降りが弱まった頃に、道路の雪かきに精を出しました。近所の子供たちは大はしゃぎで楽しそうにそれぞれ雪とたわむれていました。
何はともあれ私にとりましては雪は大嫌いな天の贈り物です。何故ならば数日後に屋根にある雪が落下する「ズルズル ドスン」という何ともいえぬ不快な音と地響。
それに落下する雪が大事にしているまだ育ちざかりの植木に大きな損傷を与えることです。植木も成長と共に枝を張り、そしてこのような被害に遭います。その痛ましい様を見るにつけ後始末をしながら雪を憎みます。
雪景色は全ての汚れを隠して心を洗いますが、余りにも多くの雪は恐れを感じずにはおれません。でもこれは首都圏に住まう者の勝手な考えなのだとも考えます。

素人治療でどうなることやら

あの日あのとき


 1971年 (昭和46年) に企画・デザイン・印刷・広告の現在のコミュニケーション・メディア事業部 (旧株式会社ナショナルプレス)を創業。それ以降根っからの「仕事人間」と自認する私自身が、人生の朱夏というべき30代に身も心も限りなく燃えた感のある、10年間の日付けの記された私と企業の心象風景とも言える記録があります。この記録は小冊子 私の120ヵ月「ロマンと算盤と」に纏められております。
時代の変革と共にこんにちの事業スタイルが大きく変化している現在でも、この頃に身をもって学んだこと、感じたことが私の経営の姿勢の根幹になっています。過ぎ去りし「あの日あのとき」に何を思い、考えていたかの心象風景です。
 

 年度末    1985年(60年) 3月

「経営は結果だ」と云う考えがあります。
 弊社はこの三月で第十四期の決算月に入りました。売上、利益はもちろん、企業の将来を先見した諸々の投資を含め、万全を期すべく努力してまいりました。有終の美を成すか否かの「仕上げの月」、悔いを残さぬよう努めてまいりたく思っております。そして何にもまして、私どもがこのような積極的な心と体制で年度末を迎えられます幸せを、ご愛顧、ご支援下さる皆様のお蔭と心より感謝申しあげ、なお一層の誠実なる努力とサービスの徹底を継続してまいる所存です。今後とも従来に勝るご愛顧、ご交誼の程よろしくお願い申しあげます。

若い起業家へのメッセージ


 私はサラリーマン時代、起業したとき、そして現在、この間40余年は千代田区神田で活動して来ました。いわば神田は「第2のふるさと」だと思っています。そしてこのまちをこよなく愛し活性化させるには、この地で新たな起業家を生み、育てていく必要があると日頃より考えて努めております。
 これらの方々へ私が永年の実践と、さまざまな経験とをもとに学んだ、経営実学のメッセージを毎月贈り続けております。今月のテーマは「研ぎ澄まして前兆を感じる心」です。

 従来載せておりました「秋葉原・神田ポータルサイト」の起業アドバイザー便りは新バージョンへの準備中ですので今号はこのs/magazine 2008年3月号にて掲載いたしました。

[№028 2008.02]

研ぎ澄まして前兆を感じる心

 昨年夏に弊社の創立35周年事業としての記念小冊子「私が起業を決意した日」の刊行の際に原稿作成にあたりインタビューをお願いした方々に共通して感じたことは「起業前後に人に恵まれていた」との感謝の言葉があったことと、同じく「ものごとを深く幅広く考えることによる直感」を大切にしてきた、との2つでした。 人に恵まれることに関するお話しはこれまで多少してきましたので、今回は日頃努めてきた感じる心のお話しをします。
 昨年、渡辺淳一著「鈍感力」というベストセラーがありました。
 斜め読みしてみましたが、要は現代のようなストレス社会で、人間関係の諸々において生きていくこと自体が大変難しい世の中であるから、なるべく他人からとやかくいわれようが鈍く生きるのも一つの手だというところだと思います。
 しかしながら一般人であればそれでよいと思いますが、自らが起業し事業経営をしていこうと実行している人が鈍感であったとしたら、企業発展の先行きの話しなどできるはずがありません。


中国古典より引用しますが、易経に「霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る」とあります。 即ち、秋が来て霜が下り、堅い氷の厳しい冬が真近かに感じられる。つまり冬は秋をとび越えて急にやってくるわけではないのですから、そのまえに、霜が下りるという前兆があるわけで、霜が下りはじめたら、冬の仕度を急がなければならないということをここでは言っています。
 私たちのビジネス社会でも、これと同じことが言えると思います。どんなトラブルでも、必ずその前触れとなるような、小さなトラブルがあります。ですから、かすかな前兆でも、それを小事だと見過ごすことなく、ただちにその動きを察知して、いざというときに備えなければならないことは当然です。ここで特にお伝えしたいことは、日常的にかすかな前兆を読み取るためには、自分自身がたえず神経をとぎすまし、緊張感をみなぎらせて仕事に当たらなければならないということです。霜が下りても、まだ冬の到来に気づかないような鈍感な人は起業などしても先が知れています。 「霜を履みて堅氷至る」とは、それを警告したことばなのです。

 このことについて私の友人の事業経営者の例でお話しをさせていただきます。
 友人は永年ほとんど毎晩朝3時頃に目覚めて、布団の中で、
① 現在の仕掛りの仕事のプロセスに課題やリスクなど落度がないかのサーチ
② 現業の周辺に新しいビジネスが考えられないかのアイデアとヒント探し
③ その他諸々のことがらを幅広く、深く思いを馳せているなどなど思索しているそうです。

そして結果として、①は翌朝出社して部下とのミーティングで適確な指示を出し、②はメモ書きしてファイルしておき落度がないかの再確認をしてみる。③については、依頼されたことに違約がないか、人より寄せられた信頼を損なうことがないかなど反覆して確認しているとのことです。
 そしてこのように自分がやるべきことに落度があり、仕事や人間関係に支障が出ることは事業経営者としては厳に謹むべきと申しておりました。
 お話しを聞いてアイデアやヒントは夜の研ぎ澄まされた空気に五感の鋭さの中に生まれるものかも知れないと考えさせられました。惰眠を貪り、思いの浅く、頭もからだもメタボリック症候群では、厳しい企業戦争に勝利の途はないのだと思います。

http://www.aki-kan.jp 「起業アドバイザー便り」バックナンバーへリンク

斜視寸言


 石原都知事の発案により05年にスタートした新銀行東京に、新たな資金400億円を出資するとのことです。(2月20日記者会見)以前このマガジン07年6月号でふれましたが、この世の中で一番難しい仕事は金融なのだと思っています。貸しはがしや金繰りで困っている中小企業を支援したいとのその当時の都知事の思いはわからないわけではありませんが、私たち実業の世界から見れば随分と甘く、無責任な話しで「殿様商売の現代版」というところだと思います。
何故ならば、ひとつに「責任のとり方」の認識が欠けているということです。私の知人のジャスダックの上場企業の社長は、会社のさらなる発展のため新事業を始めましたが、2ヵ年で「見切り千両」と撤退し、発生した損失を将来自分が会長に退いた場合の億単位の退職金辞退で事態を収拾しました。これが責任のとり方の一例です。どんな企業といえども同様でしっかり「けじめ」をつけるのが当然なことなのです。
 
 もうひとつは「出資金」とは徴集された税金が名を変えたものだとの認識です。TV討論会などでよく政治家や役人が「血税は大切に使わしていただく」と軽々しく言葉にしていて腹立たしい思いで聞いていますが、今回の出資金は言わなくともわかっていることですが血の出るような苦心して納められた我々の税金なのです。
 このふたつの都知事の自覚不足がいよいよ傷口を拡げて、後日、都民が高額な尻拭いをさせられることになります。それなのに知事は「店じまいをすれば、さらに多額の財政負担が必要」と言っている。
沈黙の都民(サイレント シチズン)などと先方に思わせず、「東京マラソン」「東京オリンピック」などのイベントに眼を奪われないで、この問題を都知事がどう責任をとっていくのかを見定めていくのだとの我々の自覚が必要なときだと思います。

読・鑑・視   最近読んだ本、展覧会、映画などのガイドと感想


松岡信夫作品展

 当社の第1KSビル1階は受付ロビーや相談室の応接スペースになっています。
設計の折に建築士の勧めで照明具を既製品でなくオーダーメイドにすることになり、
旧知の造形家 松岡信夫先生にお願いしてデザイン・設置され、来客の方に大変好評です。去る2月6日~10日に同先生の個展が広尾のギャラリー旬であり、今年も出掛けてまいりました。黒く、強い力量感のある鉄が先生の手にかかると繊細な芸術品となり、いつもながら温かな光を放つ作品は何かホッとする安らぎを感じます。
             

映画「アメリカンギャングスター」

  ニューヨーク・ハーレムに若い黒人の主人公が麻薬を通してギャングとして君臨していくプロセスは圧倒されます。一方、警察サイドとして汚職や買収されない刑事がそれを阻止するストーリー。大変興味深いことには麻薬に「ブランド」があり、それをしっかり堅持していく主人公の姿勢がある。巷間「ブランド」の大切さが云われているが、この映画をみてそれがより理解できたことは収穫。

「抜萃のつゞり」その六十七
             
発行所 ㈱熊手製作所 (非売品)

  ロータリークラブの個別のBOXに定期的に寄贈を受けている小冊子。昭和6年に創刊され今号は110周年記念日に発行の67号。全国に45万部を寄贈とのこと。1ヵ年の新聞、雑誌からのこれはと思う文章を個人、新聞、出版各社の承諾をとり抜萃して転載した小冊子。
 「はしがき」にふれていますが「玉文転載」で数多くの心をうつ文章に出会います。他方「企業の社会奉仕」というもののあり方を教わったような気がします。


TOPICS


秋葉原・神田地域ポータルサイト( http://www.aki-kan.jp )は4月より新バージョンにて稼動するため着々と準備に余念がありません。
 現サイトはスタートしてから過去2年余り、私自身が企画・プロデュースしてまいりましたが、日常の業務が余りにも繁忙で内容の充実に支障が出てまいりましたので昨年末にこの方面の実力ある協力会社に全面移管することにしました。
 再スタートの折はご案内申し上げますので楽しみにお待ち下さい。

3月の句 

無趣味では済まされぬ年令になりますので、我流で勉強してまいります

    雪憎し 屋根滑り落ち 若木裂く 

    雨降れば 傘さすごとし 3月期

           まさ         よわ
    若き日の る価値知る 夜半の床

    
陰性の 結果嬉しや 昼ビール


WEB GUIDE

・トップ・ビジネスサポート株式会社

                                 http://top-bs.co.jp

・秋葉原・神田地域ポータル

                              http://www.aki-kan.jp

・マンスリーマンション

         http://www.tokyo-monthly.com

・ゲストハウス

   http://www.b-mansion.com/guesthouse

・東京神田ロータリークラブ (1998.12 入会)

                    http://www.tokyo-kanda-rc.jp

・東京商工会議所千代田支部 (評議員)

                           http://www.tokyo-cci.or.jp/                  


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